あらゆるアーティキュレーションに対応
アーティキュレーションとは音の形を表し、譜面上ではスラーやスタッカートなどで表されます。金管楽器では唇で発音するため、口の中の舌や息の速度などは自由にコントロールすることが可能です。そのために下の図に表すような種々のアーティキュレーションを問題なく演奏することができ、また下の図に無いような特殊なアーティキュレーションにも対応できます。

(a) 通常音(吹奏楽のテヌート)
(b) アクセント(吹奏楽の通常音)
(c) 硬いスタッカート
(d) 丸いスタッカート
(e) クレッシェンド
一般にオーケストラでは図の(a)を、吹奏楽では(b)を標準的な音の形としています。普段オーケストラで演奏している奏者に(b)の音の形を求めるのであればアクセントを、吹奏楽の奏者に(a)を求める時はテヌートかスラーを要求しましょう。なお、吹奏楽ではテヌートを「音価いっぱいに音を保つ」という意味で用いることが多いですが、普段から音価通りに演奏しているオーケストラではテヌートを「音の形は(a)のままではっきりと」といったニュアンスでとらえています。演奏者が限定している楽譜を書くときはそのあたりも注意して書くと良いでしょう。
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